当社が今までに手がけた事例の一部をご紹介いたします。
「関わる全ての人を幸せに…」
例えば、関わる全ての人とはどの範囲でしょうか?拠点があるエリアでか?全国展開でしょうか? もしくは海外進出でしょうか? 社長が実現したいことをできるだけ具体的に言語化することから始めます。
①で具体的に言語化したことを、実際に数値に変換していきます。 例えば①で経営理念を体現するには、「全国展開を目指す」となったとき、いつ売り上げが増えるのか、営業所を開設するのか、する場合はどのくらいの費用が掛かるのか、社員計画は⁇ 思い描いた未来が嘘みたいに数字に変換されていきます。
評価制度は①,②がなければ機能しないといっても過言ではありません。 ①,②がない評価制度には社長の思いが載っていないので、ただの言葉の羅列です。 また、社員の成長(評価)とともに会社の業績も伸びていかなければ、社員の給与を上げることもできません。 評価制度は会社の理念やビジョン、事業計画を連携させなければ上手に機能していきません。
経営者向けのあらゆるセミナーに参加され、経営者としての学びをたくさんしていらっしゃる社長でした。
社員の皆さんに働きやすい環境を整えたい、組織として成長していきたいという想いとは裏腹に、導入する仕組みや制度はなかなかうまく機能しなかったということでした。
離職を止めるにはまず評価制度だ!と信じてご相談に来てくださいました。
「従業員満足度」の点数が低いことは社長も想定内だったようですが、「経営システム」の点数が想定以上に低く、成長企業診断®を通じて、本来の課題がどこにあるのかに気づくことができました。
ご自身の想いを言語化するのは苦手と言いつつも、本当に実現したいことは何かを尋ねると我々が壁打ち役になることで本音が出てくるようになりました。
組織として評価制度を整備することはもちろん大切ですが、まずは社長の本音を社員と共有して同じ方向を向くことがスタートです!!
春に2回目の経営計画発表会を実施予定ということで、社員さんへのメッセージがとても楽しみです!
(文責:山寺 聖良)
これから事例も続々と紹介してまいります!